早いもので脱稿してからそろそろ1ヶ月が経ちます。
脱稿から今日までの間に仕上がった作品はゼロ。思いついてはぱぱっとメモ程度に書き留めるくらいでよく言えばネタストック、悪く言えば未完の作品がゴロゴロといった今日この頃。
それはさておき。
原稿・イベント申込み~イベント頒布までの流れを反省もあわせて記録として残しておこうかと。
7月中旬
ベテラン原稿マンに相談。
・大体何文字・何ページで本になるのか。
→小説なら6000字で表紙込み12頁の本に。紙に書いて折れば本。
・〆切の設定
→イベントが10月31日なので逆算、バッファを設けるために13日を仮〆切に設定。
・漫画?小説?本の形式は?
→未定
・書きたい内容は?
→ざっくり書きたいカプが3候補
・イベントまでのカウントダウンカレンダー作成
→〆切の可視化
8月中旬
・受付開始とほぼ同時にサークル参加申込み。
→退路を断つ
中旬~下旬
・ネタ、資料集め
→神犬を書こうと神社、神話、狼にまつわる本や怪談・童話を図書館で借りたり買ったり。
ふわっと書きたい話の断片は浮かんでるものの繋ぎが浮かばない。この時点でまだ本文白紙だったような気がする。
9月初旬
・小説の書き方を調べる
→起承転結って結局なに?から最低限どういうガワにすればいいのか改めて。
中旬
・推しの魅力再発見ツアー
→もっと真面目にがっつり取り組んでもよかったかもしれない
下旬
・やっとエンジンかかり始める
→いくつかのシーンは書けているものの繋ぎがうまく出てこなくて行き詰まる
プロット立て直してみたり小説の筆写してみたり。
10月初旬
・オチが定まらず修羅場
→書く話変えた方がいいのでは?となり始める
中旬
・神犬放置して思いつきのゼファ犬馬鹿話を書き始める
→オチが浮かばないPart2&犬すずが降ってきて方向転換
下旬
・犬すずざっくり2000字書くも話の運びがぎこちなくなり、すず一人称から三人称に最初から書き直す
→三人称の方がスムーズに書けた上にまとまりも良くなった
・
10月27日午前3時過ぎ
・脱稿
→ベテランがフリー素材を使って表紙を作ってくれる間にフォント等本文の見映えを整える。デジタル入稿用ファイルの作成方法を教えてもらい入稿。
28日~30日
・残りのイベント参加準備
→Canvaでサークルカットとお品書き作成
→通販をBOOTH利用に設定
→無料配布の素材をお借りしてピクスペの店舗外観とアバターの変更
→本が届く(予備が意外と多めに入ってた)
31日
・イベント当日
11月2日
・購入分全ての入金確認し、発送手続き完了
改めて流れ書き出すと原稿書くことそのものだけの実働時間はそんなにないな…
資料探したりも全部原稿作業の一環だから3ヶ月はがっつりかかってるけど。
でもマジで3ヶ月で本が出たよ、びびる。
結論としては
・スケジュールは「行動に落とし込めるレベルまで砕く」
・中間目標(チェックポイント)を作っておく
・決めた通りに進まなくても腐らない
・そもそも予定通りにいくことの方が稀
・理想目標と最低基準目標どちらももっておく
・原稿を完成させること以外は諦めてもよい
・夜更かし・徹夜はしない
・早朝が1番仕事効率がいい5:00~6:30
・思いついたネタはとにかく残しておく
・自分はできる!と信じる
・完璧を目指さない
・頼れるものには頼る
・私はとにかくオチをしっかり決めること!
原稿に限らず何かプロジェクトをやるときの基本みたいなことを改めて学べた。再現性があるかは別。
コンスタントに続けるって難しい。
でもま、しんどいけど楽しくて懲りずにまた何か形にしたいと思える経験が出来てよかったです。
みんな本作ろうぜ!