本編×主題歌=エモみ

東リベ一期のOP「Cry Baby/by Official髭男dism」が最高って話。

※本編(原作4巻まで)のネタバレを含みますので未読でネタバレ厳禁の方は注意されたし

およそ2週間前の最新25巻発売日に21巻以降まとめ買いするつもりでいたらまさかの24巻が品切れてて昨日までお預け食らってたオタクですどうも。
やっと最新刊まで追い付いてまぁ〜クソデカ溜息な展開に読まなきゃ良かったとさえ思いましたね…

というところで本題。
原作をゆっくり読み進める合間合間にアニメも完走したんですけどOPが天才過ぎて天を仰ぐレベルなんですよね。
アニメ主題歌って本編に寄せた歌詞のものとそうじゃないものに二分されますがCry Babyはどちらかと言うと前者の曲。がっつり東リベの内容に触れるというよりは東リベを抽象化したような歌詞だと思います。
Cry Babyのフル尺を初めて聴いた時点で原作4巻、アニメ5話の超絶序盤までの履修だったんですがまずここで「タケミっち…!!!.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.」って言い様のない感情に襲われまして。
※タケミっちは主人公:花垣武道の愛称

OP尺では使われていない部分に「どうして」と慟哭するように歌われる部分があるのですがそれに重ねるように

やり直して
しくじって
踏み倒して
肩落として

という歌詞が囁きのように聞こえてくるんです。

これがしんどい。

東リベのあらすじをざっくり書きますと
“犯罪組織:東京卍會の抗争に巻き込まれ死亡した元恋人:橘ヒナタを救う為、花垣武道(26歳)は12年前にタイムリープ。東卍(トーマン)は前身である暴走族、東京卍會が巨悪化したもの。総長:無敵のマイキーこと佐野万次郎と謎の男:稀咲鉄太の出会いが東卍を変えてしまったという。ヒナタを救う為、東卍の巨悪化を阻止すべく武道は過去と未来(現代)を奔走する…”

といった始まりから物語が進んでいきます。
(ちなみに武道はあるトリガーにより過去と未来を行き来することが可能)
しかし武道は過去の東卍を調べるうちに、マイキーと稀咲の出会いを阻止するだけでは未来は変えられないと知ります。
武道が東卍が大きく変わるきっかけとなった過去を変え、未来に戻るとヒナタは抗争に巻き込まれることなく生きていました。
が。

ヒナタの乗った車にトラックが突っ込み、また命を落とします。
燃え盛る炎を前に、武道は「君が助かる未来に辿り着くまで何度でもやり直してやる」「東京卍會をぶっ潰す」と決意する…のが4巻までで起こることなんですが

そんなことがあるかよ.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.

……

ヒナちゃんが生きている未来(死んじゃいましたが)に辿り着く前にも実はなかなかヘビィな出来事が武道を襲ってるんですよ。
やり直して上手くいったと思ってても綺麗に上手くいかないんですよタケミっち。
それでも腐り切ったバッドエンドに抗うことを諦めないんですよ…つれぇ…

で、CryBabyの方に戻りますと。
この序盤までの展開だけ読んで聴いてると「タケミっちやん…つら…」って頭抱え込むんですけど、どんどん読み進めるにつれてタケミっちだけの視点ではないな…と唸らされるんですよね。
恐らく原作やアニメに触れずに曲だけ聴いてたらここまで刺さらなかったです。

最新刊読んで久しぶりに聴いたらもはやこの曲東リベの概念では?って苦しくなりました笑
公式がYouTubeでCryBaby(佐野万次郎ver.)とかいう狂気のオタクメッタ刺し動画上げてくれちゃってて二重に苦しいし狂う。

というわけで東京卍リベンジャーズ、今1番オススメの漫画です、是非。