大怪獣のあとしまつ感想

人生初の途中離席映画になりました。
この一行で察せられるものがあるかとは思いますが、私の心のあとしまつのために記しておきます。

まず述べるなら、下品で不愉快。

前提として、私は脚本家が誰だとか誰が出演してるとかは気にせず、予告で気になればふらっと映画を見る人間です。
今回はそれも災いした可能性もありますが、あまりにも期待を裏切られた挙句、あまりにもつまらない会話の連続。

「どうやって後始末をするのか」を見たかった(期待した)のに「後始末の方法を検討する馬鹿な大人たち」を延々と見せられてしまいがっかりしました。
それに加えてのおっさんによる下ネタダイレクトアタック。
シリアスともギャグとも言い切れない流れの中での下ネタはただただ下品なセクハラ発言のようにしか聞こえず…
挙句腐敗し始めた怪獣の表皮が膨張し爆発、その際に発されたニオイがウ●コかゲロかの大論争…
やるなとは言わない、ただただあらゆる部分が中途半端で何にも面白くなっていなかったです。
不倫シーンもいくつか出てきますが「それいる???」な感じで、シーンとシーンの繋ぎがよくわからない。
下品なシーンをこれ以上見るくらいなら帰ってデュエルしよ、とポップコーンを平らげたちょうど一時間経ったタイミングで離席いたしました。

コメディ映画なのだろうとは理解していても、ちょっと無理でした。
怪獣映画を期待して見ると誤爆する作品でしたね…

脚本の方が三木聡という方らしくこの方の作品は基本ゆるゆるコメディ調らしいとTwitterで知ったのですが、映画見ようって人そんなにみんな脚本家のこと知ってるの???知らずに見た私が悪いのか???
確かに知っていれば見なかっただろうけど~…
ダメですね別に私自身が直接否定されたわけではないのに勝手に嫌悪感やら反発心が芽生えてくるのは。

ともかく私にはこの手のコメディは合わないし避けるべき脚本家の方がわかったのはよかったです。
それと映画の途中離席を選べるようになったことも。
ただ帰宅後あとしまつを見に行きたい!と言ってた弟に面白くなかったと伝えたのは良くなかったなと反省。

主演の山田涼介さんや土屋太鳳さんのファンには受けがよいみたいです。

評価:記憶から抹消したい