他人と同じことをしないでいながら同じものを要求することはできない

『提要』25/エピクテトス

『奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業-この生きづらい世の中で「よく生きる」ために-』
ここ数年で読んだ本の中で特に出会って良かったなと思ってる一冊。2019年発売。ご興味ある方はぜひ。

いつも記事タイトルはその時浮かんだ言葉とか歌詞や読んだ本の引用だったりしてそれ以外に理由はないんですが、昨日のは最終的な内容とちょっとリンクしてたかもしれないなと読み返して気付きました。
カラーバス効果なんてものがありますが、TLを眺めていると昨日書いた内容と似たような話題が視界に入って改めて少し考えながら書いてみようと思います。

某人気コンテンツのイベントについて楽しかったという人、楽しかったけれど不満点が残った人がいたと。
それで昨日の私よろしく各々感想持つのは自由だし、例えば不満に思ったことを言うなってのはそれは個人の心がけの範疇であって他人に強制するのは違うよね(要約)というツイートを見かけて少し安心したんです。私が言いたかったこと端的に140字前後に収めててすげ~。

他人との距離が近すぎて境界線を簡単に踏み超えてしまえるから起こる不具合なんだよなと。
私は楽しかった!あなたは楽しくなかっただって!?なんで!!???そんなのおかしい!!って言うのは他人の領域に踏み込んじゃってるんですよね。
私は楽しかった!あなたは楽しくなかった!そっか!!でも私は楽しかった!でいいんですよ、たぶん。
「あなたはどうして楽しくないと感じたの?」って対話にもっていけたらそれはお互い世界が広がっていい効果を生むだろうからなんで?って疑問もつのは別に構わないと思う。ただ相手を尊重する気持ちは忘れちゃいけないよな、と自戒も込めてここに残しておきます。

コーチンングの練習とか試験のフィードバックで先輩コーチに「クライアントに気持ちが寄り過ぎてしまう傾向があるからもっとニュートラルに受け止めましょう」ってアドバイスもらったことが何度かあるけどコーチングセッション中に限らずどんな場面でも大事なことですね。
言われたとき「ハウアッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」てなりましたもん。
否定せず、かといって同調するのでもなく、ニュートラルに受け止める。
私の場合は否定されたくないから否定はしないけど相手にめちゃくちゃ感情引っ張られるって自覚があってどうしたらいいんだ???っていうのは結構悩みでもあったので、目からウロコだったんですよね。普通に考えたら真ん中取るのは当然だろって話なんですけどね。

全然関係ないけど最近ブレイブリーのソシャゲでパーティ組んでる男達をカプらせたい病発症しててやばい。別作品のキャラ同士でたぶん需要が私にしかない、つらい。
(追記)
嘘、楽しい。
元々他人の需要気にして推しカプ決めてないですからね。
自分が見たい!と思った組み合わせをとりあえず考えてみるところから始めて2人の共通点や正反対の部分を探して対比して並べていいなってなってコネコネするうちに自分の中で最大手になるんですよね。
逆に自分で自分に聞くけどお前今まで巷で語られるような大手カプに落ち着いたことがあるか??ねぇよなぁ!!!なんですよ。
王道にハマったことがないわけではなく各ジャンル1番熱量高めに荒ぶったカプはだいたい「そこ…?」みたいな反応されるだろうなっていう。
まあでも一人で狂ってたら案外狂気に当てられて一緒に狂ってくれる人が現れたりもするんで(これはマジ)、ガチめに「このカプ好きな人間他にいなくて辛い」って思ったことないかもしれない笑