挫折経歴書

挫折ってそんなに悪いことですかね。

私は別にいいんじゃないと思います。

でないと私の人生を否定することになるので。

中高それぞれ1番仲良くしてた子と絶縁。
大学受験失敗で一浪。
勉強不足とスケジュール管理不足で留年決定、退学。
生まれて初めて自殺を考える。
アパレルでアルバイトを始める、入社早々店長に「垢抜けない」とディスられる。
およそ1年働くも身体を壊して限界を感じて退職。
食品会社で品質管理として入社する。
最初の愛猫の体調が悪いとき、ある夜いつも通り残業して帰宅したら冷たくなってた。
理由は省くが7年目に抑うつ状態に陥り休職、部署異動するも再び抑うつ状態、休職後、退職。
職業訓練校に通う、同期入学で私1人だけが卒業時点で就職先が決まってなかった。
訓練校卒業の日に在学生すら帰宅した中必死で応募書類を作成。
「ここなら頑張れる」と思って自分で選んだ新しい職場。
初日に他部署の人を見て「大丈夫か?」と思った。
3日目の朝、上司が不在で私が朝会で何をやるかの発言を求められた。
1週間経つか経たないかで備品の在庫管理を任された。
不用品を廃棄して、何がどれだけあるか把握して、備品のリストを作るところからだった。
発注手順も曖昧な上に煩雑だった。
発注申請後、上司が徹夜明けで寝ていたので過去の発注記録から自力で発注した。
次の週にはパートさんのシフト表作成を任された。
私はCADオペレーターとして雇われているので勿論その仕事もあった。
上司あての電話を取り次いでも何も答えられることがなかった。
社長に「わからないかもしれないけどもっときちんと対応するように」と言われた。
少し会社に行くのが嫌だと思うようになった。
パートさんが徹夜してることを知り、パートさんが仕事してる横を帰るのが辛くなった。
納期が逼迫しているとは言うけれど具体的にどれがいつ納品なのかわからないことが増えた。
ある日突然先方との大事な予定が“こっちの都合で”なくなったと知らされる。先方にも当日伝えたらしい。信じられなかった。
社長直々になんとかしかいといけないとご高説。
なんと上司から社長へ大事な報告が殆ど上がってなかったらしい。
でも丸々3週間、他部署に時間をかけ過ぎてうちの部署の週会議をすっぽかしたのは誰だっけ。
原因説明のための打ち合わせが行われるから書記をすること、報告書を遅くても翌朝提出することを打ち合わせ1時間前に社長から直接電話で命じられる。
ついでにそれまでの状況説明を求められる。
背後には上司本人がいた。
頭痛が増えた。
日に日に乗る電車の時間を遅らせるようになった。
上司の遅刻や休みが続く中、具体的な指示や申し送りがなく、朝の1時間はそれを聞くのに費やす日が増えた。
逃げ出したいと思った。
後輩ができ、ある案件を共同で進めるように指示があった。
後輩は業界キャリアはあるが職種未経験、私は業界も職種も未経験、入社して2ヶ月過ぎたばかり。
自分も理解できていないことを教えるのが苦痛だった。
「納品ついてきてもらうから」当日、出発前。
大好きな音楽がただの騒音になった。
集中力と記憶力が落ちた。
その日着る服を選べなくなった。
残ってた抗不安薬を試しに飲んだら、久しぶりに中途覚醒なく眠れた。
これ以上は駄目だと悟った。
適応障害。
うつ病手前だった。
陽の光も見たくなかった。
立つのが精一杯だった。
頼れる人を頼った。
自分でできる限りのことをした。
色々話して、聞いて、考えて、調べて、整理して。

折れました。
私が折りました。
大丈夫じゃなかった(笑)

死にはしません、怖いので。
明日にはまたケロッとしてるかもしれません。

結局のところ自分を真に助けられるのは自分だけです。
自分がどう受け止めてどう行動するか。
それに尽きます。
私はいい失敗例です。

おやすみなさい。