大神再臨祭in市川文化会館0413

変な宗教ではない。

行ってきました【SoundHorizon7.5th or 8.5th Story Concert 絵馬に願ひを!〜大神再臨祭〜】初日。
10日以上前の話な上に今日が大阪公演初日なのはご愛嬌。

該当アルバムという名のBlu-rayが発売延期になりほぼ何もわからない状態で行われるコンサートとなり、楽しみにしてました。
正直直前まで行くのが面倒くさい気持ちも強かったもののやっぱり行って大正解だったし前回の絵馬コン以来ずっとまた会えるのを待ってた犬彦メインルートのひとつ(初見)を見ることができて大勝利&大満足。

大神(=観客)の中でも選ばれし神々のその日の選択でセトリが決まる、ゆえに歌い手や演奏者すらどの曲が来るかわからないスーパー大博打コンサートなので会えない、会えても出番少ない可能性があったから本当に大勝利…
どのルートで誰に会ってどういう結末を選ぶか、コンサートというよりもはやゲーム感覚。
原作になるはずの絵馬フルBlu-rayが発売されてなくて初めて聴く曲が当たり前のように繰り出されるから目も耳も足りない足りない。

全曲はさすがにしんどいので犬彦を観測した曲メインに自分のメモやら感想を残しておく。

・狼欒大社(初見)
狼欒神社と似て非なる曲、きた…!!
石長姫子ちゃん心は意外と陽キャなのかもしれない。

・太陽を盗んだ女
ラストの轢き逃げバイクの「どこに目ぇ付けてんだよクソが!大事な集会に遅れちまうじゃねえか」
姿は逆光な上に全身黒ずくめ(だったらしい)ので正体不明だけど絵馬でバイクに乗る男は一人しか知らないし声が完全に犬彦の中の人で大興奮。
今回どうやら一人何役もこなす人が殆どでメインキャラ担当の人でも自分の曲以外でモブキャラに扮して出てきてるから犬彦ではない可能性もある。
そもそもこちらの大社ルートには神社ルートの登場人物ほぼいないし時空や世界が違う説も飛び交ってて真実はRevoさんのみぞ知る。
メインキャラは御影ちゃんなのはわかってる。
まどちゃんとデカシャベルで穴掘り穴埋めしたところミラコンのズヴォリンスキー彷彿とさせられてふふっとなった。
最後何を話してたのか全くわからなかったけどまどちゃんの「行ってもうたぁ〜」からの鼻歌御影ちゃんにバイク衝突したのマジで衝撃でなにもかも飛んだ。
どこに目ぇつけてんだよクソがですよ、はぁ〜
私は2年前からずっと犬彦のそういう面を見たかった…!!(確定ではない)

・狼欒神社
本命その1ですね、全員集合曲だけどずっと犬彦追ってた。相変わらずジャンプの高さがバグってて見てるだけで元気が出る。
間奏で相変わらず宮比といちゃこく。
あとやたらジャケットの裾をバサッと整えるような風を送っているような動きをしていた。動き回るし暑いのか?と思ったけど5公演目までのレポート漁ってると今のところ全公演大体同じ動きっぽくて演出かもしれない。
メインボーカルのJK以外だと犬彦だけが男性コーラスなのでハモリは確定犬彦なんですよね、耳栓の影響かあまり聞き取れなかったのが心残り…!
大阪公演では上手席に座る日があるからガッツリ犬彦見れる曲だと今気づいた楽しみ。

・西風のように駆け抜けろッ!
本命その2!!
この日のP大神に大感謝。元々大阪公演だけ参戦するつもりでいたけど「万が一初日に犬彦ルート出たら嫉妬に燃える予感!!!」と一般チケ申し込んだんですよね本当にいい仕事した過去の私。
まさかのBlu-ray発売延期も加わって試聴の分岐も片方しか出てないとかいうデバフの追加で聴き逃したとなればもう今頃心中穏やかではおれませんでしたね。
相変わらず手足が長い、ゼファーなんか小さくない??予算なくて別のバイク借りた??気のせいなら良いけど。
西風にたどり着く前の既存曲に追加歌詞(初見)があったので身構えたけどこちらは特に変わりなく。
一瞬歌詞間違えたのを聞き逃さなかった。ギリギリ誤魔化しがきく程度で済んでほっとした。
記念祭でMotherの歌詞すっ飛んでラララ〜になったの忘れないよ♡
スクナキャットクリニックのナースさんが二人ともナイスバディでびっくりしちゃう。悪いことは言わないからそこに頼るのだけはやめとけ犬彦。

・死を廻る刻の記憶(初見)
大本命中の大本命!!!
西風からの愛猫延命or安楽死で試聴がなかった安楽死ルート!!!!!これが見たかったオブザイヤーNO.1
曲名が美しい!!!美しくない!!!??
死を廻る刻の記憶、声に出して読みたい日本語…
開幕落ち込み病み彦(公式表記)を窓から覗く幼なじみ2人、犬彦を笑顔にできなくて何がアイドルか!と踊り出す(!?)
その前に字幕に《無法組織構成員》って見えたんですけど見間違いではないはず。なんで誰もレポで言及してないの!!??
既に無法組織構成員なのかそうなる前なのかとても気になるそんなところに足を突っ込むんじゃない愛猫の傍にいろ。猫を吸え。
幼なじみ2人にショッピングモールでライブするからきて!と連れ出されて周りのテンションに初めは引きつつも途中から吹っ切れるように一緒にライブを楽しんでて、よかった少しでも気が紛れたんだね…と思ったら唐突に始まるラップバトルに?????????
経緯、経緯を教えて。
あまりにも展開が早い。
めちゃくちゃどデカいフォントで「スワタケ!!!」って字幕が出ててメモってホテルでなにこれ???って首傾げてたけどラップバトルの対戦(?)相手のことをスワタケと呼んでた模様。出てくるキャラの名前がわからんのよ、初見だから。
ラップバトル自体も早すぎて犬彦の分をメモるので精一杯というかマジでなんで突然ラップバトル?というのが脳内グルグルしてラップがちっとも頭に入ってこない!!
かろうじて「ラップ=国際的な肉体言語」と表現してたことと犬彦がめちゃくちゃスワタケこと諏訪ルアン健にブチ切れてて「死にてえなら殺してやるよ!」って罵ってたことだけはわかった。
経緯を教えて(2回目)
あまりにも経緯がわからなすぎてうっかりスワタケのぬい作ったのは別の話。

それでこれは人様のレポを見て!!??ってなった情報なんですけどスワタケ氏「あの頃のお前に戻るなら俺がお前の大切なもの全部壊してやるよ」的なこと言ってたらしくてなにそれ、お前は犬彦のなんだ???

で唐突に始まったラップバトル、終わりも唐突に。
そしてスクナ先生の「安楽死という選択もあるには、あるけど…(CV森久保祥太郎)」

展開が早い

ここから怒涛のしんみりシーンで愛猫を助けたい/これ以上苦しんでほしくないという犬彦の葛藤が語られ…思わず3年前に亡くした猫を思い出して視界が歪んだ……
最後の注射のあとあれは自宅に帰ってその時を待った流れなのかな、『西風のように駆け抜けろッ!』の中で愛猫との思い出を語る歌詞に使われたのと同じメロディーに乗せて、桜舞い散る縁側で、犬彦の腕の中で息を引き取る愛猫…
最後の最後に台詞が「西風のように駆け抜けていった──」でもう駄目だった。
そんな伏線回収があるか、あったわ、今見せられたわ。
それまで《愛猫》は“すず”や“妹”って読ませ方だったのが《最期まで摂理と闘った勇敢な愛猫》で確かに“とも”って呼んでてもう…!!(号泣)
Revoさんの最小限の言葉の中に最大限の情報を込めて作品にしていく能力に毎回後頭部を殴られたような思いになる。
この曲を聴くのがコンサートが初で良かった。

あと曲が終わってから巫女からのお言葉2択の右側があまりにも無慈悲でテンション上がってしまった。
「あなたが殺さなくてもいずれ死んでいた生命。苦しまずに逝けたのならそれも幸せのひとつの形でしょ」
って安楽死=救い、とは言わせない雰囲気が最高に意地悪で好きだ…実際言われたら心折れるけどこれはentertainmentなのでね!

死を廻る刻の記憶だけで1000字以上使ってる気がする笑
犬彦に幸あれ〜
でも今のところ彼が法や倫理の壁を超えずに幸せのようなものを掴むのが宮比異性愛ルートしか見当たらないのが複雑〜〜〜!!!
狼欒神社に辿り着く前に事故ってもらって延命or安楽死の選択をさせなければいいですかね(最低)