ジェスドロ

という概念を知る。
ジェスチャードローイングの略。
砂糖ふくろう先生の著書『10パーセントの力で描くはじめてのジェスチャードローイング』から引用すると“アクション・感情を描きとめるアイデアスケッチ”のこと。
あーこれだなと思ってやってみたら結構楽しくて、絵って難しいけど簡単だな~としみじみ。
絵を描くのって離れたり戻ったり、捨てるには惜しいなと思ってしまう趣味というか自分の一部みたいなものかもしれない。

長いことろくな絵を描かなかった時期があるので、1年前に描いた落書きじゃない絵があることが嬉しいなと思う。
今見たら全然理想通りじゃないけど、それでも自分が何か作品を完成させた証拠があるのは意外とモチベーションになるのを実感してる。
まさに自家発電。
元々が自分が見たいものを描く自家発電型だったんだよなぁ〜…で、何がなんでもほしいものは必ず手に入れる!って貪欲さを持ち合わせてなかった。
それがあればもっと上手くなりたいちやほやされたい!を原動力にして絵を描き続けてきたのかもしれない。いま思った。

それが敗因かと言うとそもそもなんの勝負をしているのかという話になるのでそこまでは言わないが。
そこを後悔しているわけではないし、いつか絵を描くのをやめてしまう日がくるかもと考えることはあの頃の自分にあって、それが現実に起きただけ。
今は「この先なんだかんだ絵からは離れないんだろうな」と思ってるので、たぶんそうなる。
なればいいな。