沈黙の艦隊見てきた

そこで終わるんかーーーい！！！
嘘でしょ…我々は2時間かけてプロローグを見ていたんだ…ってエンドロール始まって感心してしまった。
古のpixivならスクロールバー仕事しろタグを乱れ打ちされてもおかしくないよあれ。

潜水艦が圧潰する音、すなわち艦もろとも多数の人間が一瞬で海の藻屑になる音、悪い意味でドキッとした。
それで今これ書いて思い出したけど今年タイタニック号ツアーの潜水ポッドが……っていう事故(もはや事件では？)があったなぁ……

日本の優秀な潜水艦乗り(海江田/かいえだ)がアメリカ海軍所属の原子力潜水艦の艦長に選ばれるも日本もアメリカも裏切り『独立国やまと』として全世界に問いを投げかける…私なりに短くあらすじ書くならこうだけど公式サイトのあらすじが1番分かりやすい。
そこそこネタバレというか予告見てれば予想できる展開までしか書いてないと言えばそうだけど。

問題はマジであらすじに書いてあるところまでしか本編がない。
びっくりだよ。
映画見てから公式サイト見に行ってマジでよかった。

え、そ こ で 終 わ る ！ ？(まだ言う)

でもあそこで無理にでも終わらないとあと3、4時間はないと尺が足りないと思うね。

シーバットくん、海のコウモリかなぁ〜って聞いてたら海江田艦長の就任式で飾られてた旗の模様がコウモリの羽根で中二心とUNDEADファン心が沸いた。
夜闇の魔物ならぬ海底の魔物シーバットくん…後にやまとくんに改名するけど私前にも大和って名付けられた巨大な鉄の塊に狂ったな？？？
アルキメデスの大戦はいいぞ。

モーツァルトの木星に合わせて尚且つその旋律すらも利用して、自分は全く魚雷を撃つことなく第七艦隊の潜水艦2隻沈める海江田艦長の操艦技術を｢クジラの腹の中｣｢泳ぐみたいに進む、狭い潜水艦の中なのに、どこまでも広がっていくよう(曖昧)｣って喩えるの良い〜！！
その美しい操艦技術でスーパークレイジーな戦闘行為を行うところも素晴らしいね。
美しさと恐怖はお互いを高め合う要素だと思っているよ私は。

やまとが第7艦隊全総力に囲まれたど真ん中で、｢全艦停船しないと核弾頭の魚雷ぶっぱなすぞ！！ええんか！！｣と脅すけどアメリカ側のお偉いさんは｢核なんか積んでるわけあるかい！構わんGOだGO！｣ってね。
でもアメリカ側の艦長さんは優秀な軍人なんですね。
やまとにぶつかる直前に｢やっぱりあかん！！｣と進路を変える。

本当に核を積んでいるかはやまとの乗組員しかわからない。シュレディンガーの核。

｢半径5kmのこの海域に世界を詰め込んだ｣ってセリフが秀一。
核でお互い牽制し合うことが平和と呼べるのか。
撃った時点でほぼ自滅に等しくて、｢威嚇行為｣において最も力を発揮する核爆弾。

自分の国を自分で守るために、日本は力(=核)を持つべき！と日本人女性議員が主張するの、グロいというか、虚しいというか。(原作には恐らくいないか、男性キャラ)
地球規模で見た時に武力において弱小国家の日本の、社会の中で弱者とされてきた女に、｢自立するためには圧倒的な力が必要だ｣って言わせるの、なんだろう。
そうでもしなければ周りに攻撃されて何から何まで侵害される存在だと理解しているのであれば、世の中はもう少し助けてほしいね。
まあ助けるとか守るとかじゃなくて支配下に置こうとする存在の方が多いように感じざるを得ない世の中なので我々は小さくても武器を磨くわけですが。
少し話が逸れた。

原作が1990年代に連載してたもんで、物語の素地はそのままに令和に合わせて脚色加えてるらしいんですね。
原作は女性乗組員もいなかったようでなるほどなぁ。

人に読ませる書き方じゃない自覚はありつつ、ここは好きに書く場所なのでこのままで。

お金かかってるって普段考えもしないのになんでそれが第一声になったか。
沈黙の艦隊見に行くって言ったら家族が｢めっちゃお金かかってるらしいよ｣とメディア情報を教えてくれたんですよね。
これが余計なお世話だった。
金かかってようがかかっていまいがこれから見に行く人間にはどうでもいいんですわ。
まあその言葉につられてお金かかってるって言っちゃったのは無意識的にでも自分の選択だし思っても言わない選択できたのにね！！って
かなりどうでもいいようなことにカリカリしてしまうのやめたい。
書いてスッキリ。